専修大学はさまざまな形の入試を実施していて、その中のひとつが指定校推薦です。一般的に指定校推薦は合格率が高いとされているため、専修大学を第1志望としていて指定校推薦での受験を考えている人もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、校内選考を突破して、専修大学の指定校推薦を受験するためのポイントを解説します。日頃からやっておきたいことを含め、指定校推薦に出願・合格するコツを詳しく紹介するため、この機会に一通りチェックしておきましょう。
目次
専修大学が実施する指定校推薦の概要

専修大学の指定校推薦は、高校での成績・出席状況・生活態度・学ぶ意欲をもとに、高校長の推薦を受けて出願する入試制度です。ここでは、これから受験する人に向けて以下の情報を紹介します。
- 出願から受験までの日程
- 実施している学部
- 主な受験資格
基本的なスケジュールを理解して適切に対策するためにも、この機会に全体の流れを押さえておきましょう。
出願から受験までの日程
年によって多少前後することもあるものの、専修大学の指定校推薦はおおむね以下のスケジュールで進みます。
- 6月~7月上旬:各高校に受験案内が届く
- 7月:情報を確認して校内選考にエントリーする
- 7月~9月:校内選考を実施し、結果が出る
- 10月~11月上旬:専修大学に出願する
- 11月下旬:専修大学の試験を受ける
- 12月上旬:試験結果が出る
例年7月上旬ごろまでに大学から高校へ推薦枠の案内が届くため、それまでに、進路指導室や担任を通じて、推薦枠の有無を確認します。最新の出願期間や試験日は専修大学の公式サイトで必ず確認しましょう。
実施している学部
専修大学の指定校推薦は、以下の学部で導入されています。
- 経済学部
- 人間科学部
- 法学部
- 商学部
- 経営学部
- 文学部
- 国際コミュニケーション学部
- ネットワーク情報学部
2026年時点で設置しているすべての学部で指定校推薦を実施しています。そのため、専修大学を第1志望としている人は、可能であれば指定校推薦を受験するのがオススメです。
主な受験資格
指定校推薦に出願するには、主に以下の条件を満たす必要があります。誰でも受験できるわけではないため、まずは自分が条件を満たしているかチェックしましょう。
- 専修大学の受験学部・学科を第1志望とし、合格したら入学を確約できる
- 在籍している高校に指定校推薦枠が存在する
- 高1~高3前期の成績が一定水準以上に達している
- 欠席・遅刻・早退日数が一定日数以下である
- 校内選考を通過する
とくに成績が重視される傾向があるため、日頃からきちんと勉強してできるだけ高い成績を収めることが欠かせません。指定校推薦の入試要項は一般公開されていないため、さらに詳しい情報を知りたいなら高校の進路指導部に問い合わせてみましょう。
専修大学の指定校推薦で実施する試験

専修大学の指定校推薦は、学部によって試験内容が大きく異なります。書類試験のみで合否を判定する学部もあれば、多種多様な試験を課す学部もあります。学部ごとの試験内容は以下のとおりです。
| 学部 | 主な選考内容 |
|---|---|
| 経済学部 | 書類試験、グループディスカッション |
| 人間科学部 | 書類試験 |
| 法学部 | 書類試験、グループ面接 |
| 商学部 | 書類試験、グループ面接 |
| 経営学部 | 書類試験、グループディスカッション |
| 文学部 | 書類試験、小論文、グループ面接 |
| 国際コミュニケーション学部 | 書類試験、小論文、個人またはグループ面接 |
| ネットワーク情報学部 | 書類試験、記述式総合問題、グループ面接 |
人間科学部は書類試験のみで合否を判定するものの、その他の学部は面接や小論文などの試験が課されます。自分が受験する学部でどのような試験が課されるのかを確認し、早めに対策しましょう。
以下でそれぞれの試験がどのようなものか解説します。
書類試験
書類試験では高校生活で何を学んだか、どのようなことに取り組んできたか、成績がどの程度だったかなどが見られます。
調査書や活動報告書、志望理由書などの書類を総合的にチェックして合否を判断するのが基本です。とくに志望理由書の内容が重視されるため、自分の経験や実績を効果的にアピールしましょう。
小論文
小論文では与えられた課題に対し、自分の意見や考えを筋道立てて文章化することが求められます。自分の主張の根拠を提示しつつ、なぜそのような結論に至ったのかを論述しなければなりません。
序論・本論・結論といった論文の基本構成を学びつつ、問題提起と根拠にもとづく答えを提示する流れを意識することが大切です。
個人・グループ面接
面接では専修大学を受験した理由や高校生活で力を入れたことを、自分の言葉で話せるかが見られます。1人ずつ面接する個人面接と、複数の受験生をまとめて面接するグループ面接があり、どちらの形式になるかは受験学部によって異なります。
当日スムーズに答えられるよう、きちんと準備を整えて試験に臨むことが大切です。
グループディスカッション
グループディスカッションは、特定のテーマに対して複数人で話し合いながら結論を出すことを目指す試験です。自分の意見を主張しつつ相手の意見を聞き、内容を整理して考えをまとめることが求められます。
日頃から受験学部に関連する話題に興味・関心をもち、自分の意見をもつように意識することが大切です。
記述式総合問題
記述式総合問題はネットワーク情報学部で課される試験で、考える力や判断する力、文章で説明する力を見るものです。数学に関するものや情報技術に関するものなどが出題されるため、事前に勉強しておく必要があります。
解答に至るまでの過程を記述する必要があり、答えだけを書くのではなく、なぜその答えになったのかを順番に説明できるようにトレーニングすることが欠かせません。
専修大学の指定校推薦に必要な校内選考とは?

専修大学の指定校推薦を受験したいなら、在籍している高校で実施される校内選考を通過する必要があります。校内選考の目的は、高校が受験を希望する人が推薦するに値するかを判断することです。
各高校に割り当てられている推薦枠の数は限られているため、受験を希望する人が多い場合は難易度が上がります。
校内選考ではこれまでの成績がとくに重視されるため、日頃から意欲的に学習して高い成績を収めることが欠かせません。
校内選考を突破する4つのポイント

校内選考を通過するには、日頃から以下のことに取り組むことが必要です。
- 全体の学習成績の状況を一定水準以上に保つ
- 毎回の授業にきちんと出席する
- 学校活動に積極的に参加する
- 外部の検定試験で好成績を収める
ここでは、具体的にどのようなことに取り組めばよいのかを紹介します。
全体の学習成績の状況を一定水準以上に保つ
校内選考でとくに重視されやすいのは全体の学習成績の状況です。全体の学習成績の状況とは、高校での成績を示す数値で、指定校推薦を目指すならおおむね3.8から4.0以上にする必要があります。
成績に大きく影響するのは定期テストであるため、毎回のテスト勉強にきちんと取り組んで高得点を収めることが大切です。
高1から高3前期までの成績がすべて反映される仕組み上、入学後に受けるすべての定期テストが関係します。したがって、早めに対策することが重要です。
毎日の予習・復習を欠かさないようにしつつ、定期テスト3週間前になったらテスト範囲の総復習に取り組みましょう。苦手な科目・単元があるときは、早めに解消することも大切です。
毎回の授業にきちんと出席する
校内選考では欠席・遅刻・早退の日数が少なく、毎日の授業にきちんと出席しているかも見られます。一般的に、3年間の累計欠席日数が10日以内であれば大きな問題になりにくいでしょう。
ただし、高校によって具体的な基準に違いがある可能性も考えられるため、気になるなら進路指導部に確認してみるとよいでしょう。
欠席・遅刻・早退の日数が基準を超えていても、病気やケガなどの理由があれば考慮されるのが一般的です。こちらも気になる場合は、高校に確認してみることをオススメします。
学校活動に積極的に参加する
指定校推薦を目指すなら、部活動や探究活動などの学校活動に積極的に参加することが重要です。成績が同程度の受験希望者が複数いる場合、学校活動への取り組み状況が校内選考の結果を左右することがあります。
これらの活動に参加することは高校生活を充実させることにもなり、志望理由書を書く際の材料にもなるでしょう。興味・関心のある活動に積極的に挑戦することが大切です。
外部の検定試験で好成績を収める
英検・数検・資格試験などの外部試験で一定の成績を収めていると、校内選考で有利に働くことがあります。とくに英検や数検はどの学部を目指す場合でも評価されやすいため、2級以上を目指すとよいでしょう。
商学部や経営学部を目指す場合は、日商簿記検定2級以上や情報処理技術者試験の合格を目指すのもオススメです。
外部試験は年数回程度の実施であることが多いため、高1・高2のうちから受験するとよいでしょう。
専修大学の指定校推薦を受験するときの試験対策

校内選考を通過したら、専修大学が実施する試験を受験する必要があります。そのため、受験する試験の種類に応じて以下の対策に取り組むことが重要です。
- 【書類試験】不備のないよう準備・提出する
- 【小論文】関連テーマで何度も演習を重ねる
- 【個人・グループ面接】想定質問への回答を準備する
- 【グループディスカッション】根拠にもとづく主張のコツを学ぶ
- 【記述式総合問題】基礎理論を理解して説明力を鍛える
ここでは、それぞれの試験対策について詳しく紹介します。
【書類試験】不備のないよう準備・提出する
書類試験では出願時に提出した書類をもとに合否が判断されるため、書類の過不足や不備がないようにすることが大切です。とくに志望理由書や活動報告書のような受験生自身が作成する書類を通じて、これまでの実績や入学意欲を伝えることが欠かせません。
学部によっては、書類試験の一部として課題小論文が課されます。受験学部で課される場合は、十分に準備して完成度が高いものを提出しましょう。
【小論文】関連テーマで何度も演習を重ねる
小論文では、与えられた課題に対する自分の意見や考えを筋道立てて書けるかが見られます。文章中で問題を提起しつつ、根拠にもとづいて論述することが必要です。
基本的に、受験学部で学ぶ内容に直結する内容が出題されます。小論文対策用の問題集や過去問などを活用し、関連するテーマで何度も練習するとよいでしょう。
書き上がったら第三者の添削を受け、改善点を把握しつつクオリティを高めることも大切です。
【個人・グループ面接】想定質問への回答を準備する
面接では専修大学を選んだ理由や高校生活で力を入れたこと・入学後に学びたい内容などを、自分の言葉で話せるかが見られます。当日スムーズに答えられるよう、想定される質問に対する回答をあらかじめ考えておくことが大切です。
ただし、答えを丸暗記するのではなく、経験・学んだこと・将来の目標をつなげて整理し、質問のニュアンスに応じて自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
グループ面接を実施する学部では、他の受験生の話を聞く姿勢を見せることも大切です。
【グループディスカッション】根拠にもとづく主張のコツを学ぶ
グループディスカッションは、特定のテーマに対して複数人で話し合いながら結論を目指す試験です。2027年度(令和9年度)の専修大学の入試では、経済学部や経営学部で課されます。
自分の意見を主張するだけでなく、相手の意見を聞いてさまざまな観点で考えることが大切です。また、自分の考えや意見とその根拠をセットで示すことも求められます。
普段から特定のテーマに対して自分の意見をもち、「そう思う理由はどのようなものだろうか?」と考えることが大切です。
【記述式総合問題】基礎理論を理解して説明力を鍛える
記述式総合問題は、2027年度(令和9年度)の入試ではネットワーク情報学部で課される試験です。数学や情報通信技術に関する理論が出題され、解答に至るまでの過程を記述することが求められます。
日頃からきちんと学習することに加えて、問題を解く際のプロセスを逐一書き出すことを意識しましょう。普段からそのようなトレーニングをしていれば、記述式問題にもスムーズに対応できます。
専修大学が実施しているその他の入試

専修大学では、指定校推薦以外にもさまざまな形の入試を実施しています。その中で現役生が受験できる主な入試は、以下のとおりです。
- 一般選抜
- 公募制推薦入試
- 全国商業高等学校長協会推薦入学試験
- スポーツ推薦入試
- 総合型選抜
なんらかの理由で指定校推薦を受験できないときは、これらから自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
一般選抜
一般選抜は学力試験をメインに据えた入試方式で、試験当日の得点で合否を判断します。十分な学力を有していれば、比較的合格しやすい試験です。
一般選抜を受験する場合は、受験する学部・学科でどのような試験が課されるのか確認し、早めに対策を進めましょう。塾に通って必要な指導を受けつつ、得点力を高めることが欠かせません。
公募制推薦入試
公募制推薦入試は、大学が示す条件を満たした人が受験できる入試です。高校での成績や活動・志望理由などをもとに合否を判定する入試で、小論文や面接をはじめとした多様な試験が課されます。
指定校推薦とは異なり、特定の高校に在籍している人だけが受験できるものではありません。
なお、受験資格や試験内容は学部ごとに異なるため、最新の公式情報で確認しましょう。
全国商業高等学校長協会推薦入学試験
全国商業高等学校長協会推薦入学試験は、商業高校に在籍している人を対象にした入試区分です。商学部で実施している入試方式で、商業高校に在籍していて指定科目の単位を一定数以上獲得した人が受験できます。
対象者や条件が限られるものの、自分が該当していて商学部を受験するのであれば検討してもよいでしょう。
スポーツ推薦入試
スポーツ推薦入試は、特定の競技での実績や高校生活での取り組みをもとに合否を判定する入試方式です。一定の競技実績があり、大学入学後も学業とスポーツを両立する姿勢がある人を対象にしています。
ただし、対象になる競技が限られているため、自分が取り組んでいる競技が該当しているか事前にチェックすることが大切です。
総合型選抜
総合型選抜は学力だけでなく、受験理由や高校での活動・将来の目標などを合わせて合否を判定する入試方式です。さまざまな観点で採点する仕組み上、学校推薦型選抜と同様に面接や小論文といった複数の試験が課されます。
学力以外の要素も含めて勝負したい場合は、総合型選抜を受験するのがオススメです。
専修大学の指定校推薦を受験するなら森塾で対策しよう!

専修大学の指定校推薦で校内選考を通過するには、高1のときから定期テストで高得点を収めることが欠かせません。効率的に勉強して成績を上げたいと考えているなら、ぜひ森塾への入塾を検討してみてください。
森塾は定期テストでの得点アップに注力している塾で、以下のような特長があります。
- 日頃の学習を徹底することで成績アップを目指せる
- 志望校に応じた受験指導を受けられる
それぞれの強みをここで詳しく紹介します。
日頃の学習を徹底することで成績アップを目指せる
森塾では学校の教科書や授業の進度に合わせた指導を徹底していて、授業内容を確実に理解することで定期テストの得点アップを目指せます。
指定校推薦の校内選考で重視される全体の学習成績の状況は、高1~高3前期までの定期テストの積み重ねで決まるため、毎回のテストで高得点を収めることが重要です。
テスト前には無料の特別補講もあり、出題が予想される範囲を集中的に対策できます。森塾には条件を満たした塾生に対して1科目+20点を実現する成績保証制度もあり、確実に成績アップする仕組みが整っているのが魅力です。
志望校に応じた受験指導を受けられる
森塾では一人ひとりの志望校に合わせた学習プランで受験対策に取り組めるため、受験本番までの限られた時間を有効活用できます。専修大学の指定校推薦を目指す場合は、校内選考に向けた定期テスト対策を中心に、必要に応じて学部別の試験対策まで総合的に対応可能です。
また、在籍校に推薦枠がなかったり、校内選考を通過できなかったりしたなどの理由で指定校推薦を受験できないときは、一般選抜や総合型選抜に切り替えて対策を進められます。
志望校のレベルや状況に応じた対策が可能なため、受験対策に注力したい方もぜひ検討してみてください。
専修大学の指定校推薦に関するよくある質問

最後に、専修大学の指定校推薦を受験する人が抱きがちな質問とその答えを紹介します。ここで紹介するのは以下の3つです。
- 専修大学の指定校推薦にはどれくらいの評定平均が必要ですか?
- 学部によって指定校推薦の試験内容は異なりますか?
- 専修大学の指定校推薦で落ちることはありますか?
専修大学の指定校推薦にはどれくらいの評定平均が必要ですか?
専修大学の指定校推薦で必要な評定平均は、学部や学科によって異なります。一般的に3.8から4.0以上が目安とされているため、この水準を目指しましょう。
ただし、事前の校内選考では受験希望者が多い場合、成績が高い人が選ばれる傾向があります。そのため、可能な限り高い成績を収めることが大切です。
学部によって指定校推薦の試験内容は異なりますか?
専修大学の指定校推薦は、学部によって試験内容が異なります。書類試験のみで決まる学部もあれば、小論文や記述式総合問題が課される学部もあるため、事前に受験学部の入試要項を確認しておきましょう。
専修大学の指定校推薦で落ちることはありますか?
専修大学の指定校推薦は、高校内の校内選考を通過すればほぼ合格します。ただし、確実に合格することを約束する制度ではありません。
大学側の試験を受験しなかったり、解答を白紙で提出したりすると不合格になることもあるでしょう。そのため、校内選考を通過したからといって安心せず、最後まできちんと受験することが大切です。
まとめ:早期対策で専修大学の指定校推薦に合格しよう!

専修大学はすべての学部で指定校推薦を実施していて、在籍している高校に推薦枠があるなら合格率も高くオススメの入試方式です。指定校推薦を受験するには校内選考を通過する必要があるため、日頃から高い成績を収めることが欠かせません。
これから専修大学の指定校推薦を受験しようと考えているなら、成績を上げるためにも森塾への入塾を検討してみてください。
森塾は1科目+20点の成績アップ保証制度を実施していて、定期テストの得点を上げることに強い塾です。指定校推薦や総合型選抜を目指す人に向いています。
