「うちの子、部活ばかり夢中で、勉強するのは定期テスト前だけ」「受験生なのに、家で勉強している様子がない」といった不安を抱えている保護者の方は、案外多いのではないかと思います。どうすればお子様のやる気を引き出せるのか、ケース別に見ていきましょう。

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勉強のやる気が出ない・・・勉強のやる気が出ない原因は?

勉強のやる気が出ない子ども

そもそも、お子様に勉強のやる気が出ないのはどうしてなのでしょうか? 考えられる原因をいくつか挙げていきましょう。

勉強に適した環境になっていない

自宅でゲームをする子ども

勉強机のまわりにテレビや漫画など、お子様の興味をひくものが置かれていないでしょうか? 電源が入ったままのスマホが側にある場合も、ついSNSを眺めたりメッセージアプリを使ってしまったりして、集中力を欠く原因となってしまいます。

勉強の仕方がわからない

お子様自身「勉強しないといけない」と頭ではわかってはいても、そもそも勉強の仕方がわからないという場合もあります。勉強を始める前につまずいてしまい、やる気がなくなってしまうパターンです。

部活で疲れてやる気が起きない日もあります

部活で疲れている子ども

部活で疲れていたり、睡眠不足だったりすると集中力が続きません。また、ジメジメした雨の日など、天候によってメンタルが不調になるとやる気が起きないこともあります。

このごろ、急にやる気がなくなったみたい......

以前はやる気があったのに、近頃なんだかダラダラしている......。このような変化がお子様に見られた場合は、目標へのモチベーションを見失っているのかもしれません。定期テストや模試の結果があまり良くなかったり、学校の授業が難しくなりついていけない等自信をなくす出来事があると、やる気がなくなってしまうタイプのお子様もいます。

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勉強のやる気を引き出すには?ケース別のやる気を引き出す方法

勉強のやる気がみなぎる子ども

このように、モチベーションの低下には複数の原因が考えられます。それだけに、解決するには、お子様ひとりひとりの悩みに合わせた対策が必要になってきます。では、具体的にどうすれば悩みが解消できるのでしょうか? ここでは、お子様に起こりがちな「やる気をなくすケース」と、その「解決法」をケース別にご紹介します。

ケース1:勉強より部活に集中したい

部活をする子ども

部活や習い事に熱中しているお子様に、口うるさく「勉強しなさい」と言うのは逆効果。かえって「勉強よりも部活に力を入れたい」と反発されてしまうかもしれません。

まずは、お子様の「がんばりたい」気持ちに寄りそい、部活や習いごとのスケジュールを洗い出して、無理のない勉強スケジュールを一緒に立ててあげましょう。お子様の意志を尊重して応援することで、お子様に「勉強もがんばりたい」「部活や習い事と両立したい」と思ってもらえるようにうながします。塾と部活を両立できるように時間割等で融通の利く塾がベターでしょう。

ケース2:自宅だと集中力が続かない

お子様がリビングで勉強しているご家庭では、近くにゲームや漫画などがあると集中を欠いてしまいます。きちんと片づけて、お子様の目に入らないようにしましょう。また、保護者の方も、お子様の勉強を邪魔しないように、できればテレビは点けないようにしてください。

お子様が自室で勉強する場合も、ゲームや漫画などは手が届かないところに遠ざけたほうがベターです。スマホもついSNSや動画などをチェックして集中を欠きやすいため、勉強中はスイッチをオフにする、保護者の方に預けるなどのルールを設けるとよいでしょう。

そこまで徹底できないご家庭は、勉強場所を自宅の外に移すのもひとつの手です。たとえば図書館の学習スペースや学習塾の自習室などは、勉強に集中できる理想的な空間です。地域サービスを調べて、ぜひ有効活用していきましょう。

ケース3:目標がとくに決まっていない

授業を受ける高校生

「目標意識」が低いお子様は、高いお子様よりも学習意欲が低く、成績が下がるという研究結果があります(*)。お子様が目的意識を持つためには、「親や先生とのコミュニケーション」が重要になってきます。具体的には、日頃から将来の夢や目標について話し合うことです。

いきなり将来の夢といってもピンと来ないかもしれませんので、まずは小さな目標から話し合ってみてはいかがでしょうか? お子様と一緒に前回のテスト結果を見て、次回の定期テストの目標点数を設定するだけでも、目標意識も持つきっかけになります。お子様の勉強のことをよく理解している塾の先生に、面談をお願いするのも良いでしょう。

そして、目標が達成できたら、お子様をしっかりほめてください。お子様が勉強に自信を持つことで、さらに勉強をやる気にさせる好循環が生まれます。

*参照:仙台市役所 平成26年度版「スマートフォン・携帯電話の長時間使用が学力に悪影響を与える!」

ケース4:勉強の仕方がわからない

勉強の仕方が分からない中学生

そもそもやり方がわからないと、勉強のしようがありません。 このようなお子様は、まず勉強の仕方を見につける必要があります。自分ひとりで悩んでいても解決できないので、個人個人の学習能力に合わせて指導してくれる学習塾や、マンツーマンで指導してくれる家庭教師に頼る方法も検討しましょう。

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子供の勉強をやる気にさせる方法は?

前述したように、お子様に口うるさく「勉強しなさい」と言うと、かえって「勉強したくない」という気持ちに拍車がかかってしまうことがあります。これは、『学習意欲の科学的研究に関するプロジェクト』による「勉強をやらされている」と感じる度合いが強い子ほど成績がふるわないという研究結果からも明らかです。

では、どうしたらお子様のやる気を引き出せるのでしょうか?小学生や中学生のお子様に勉強習慣をつけさせるために重要なのは、自発的な学習意欲を育てることです。具体的には、お子様と接するときに以下のことを意識してみましょう。

※参照:仙台市役所 平成22年度版「「低学年での『やらされ感』」は学力にマイナス効果!」

頭ごなしにしからない

勉強しない子どもをしかる保護者

やる気が出ず、だらだら過ごしているお子様に対して「勉強しなさい」と怒るばかりではいけません。どうすればモチベーションを上げられるのか、保護者の方も一緒に考える姿勢を見せることが大切です。

そのためには、お子様の話をじっくり聞く時間を設けましょう。家族間で活発なコミュニケーションがとれていると、目標意識や知的探求心などの学習意欲が芽生えやすくなり、勉強のやる気につながることもあります。より年齢の近い塾の先生や家庭教師の働きかけが有効なことも多いでしょう。

そして、お子様が自発的に勉強したときは、積極的にほめるようにしてください。さらなるモチベーションアップが見込めます。

自分でも考えさせる

すべての勉強スケジュールを保護者の方が用意するのではなく、お子様にも自分なりに勉強方法やスケジュールを考えさせましょう。たとえば平日のこの時間は勉強に充てる、苦手な科目はほかより多めに勉強時間を取るなど、自分で決めたルールなら「やらされている感」も感じにくくなります。

勉強を始めたからといって、すぐに成績が伸びるわけではありません。お子様はもちろん、保護者の方もそれを理解し、たとえ定期テストの点数が目標点に達していなくても、お子様なりに工夫した点や努力した部分をしっかりほめてあげてください。地道にそれを繰り返し、継続的に勉強することで、結果はおのずとついてきます。

小学生は「寄り添う」、中学生は「見守る」

自宅で勉強する中学生と見守る保護者

小学生と中学生のお子様とでは、学習についての保護者の方の関わり方は若干異なってきます。
小学生のお子様の場合は、リビング学習などを取り入れるなど、親子が一緒になって勉強する雰囲気をつくることが大切です。そして、問題が解けたら「すごい!」とほめてあげましょう。

小学生は、やる気によって集中力が左右されることも多い時期です。ポジティブな声かけで、お子様のやる気を上手に引き出すと、よい結果につながりやすいです。

一方、中学生は多感な時期です。保護者の方が口をはさみ過ぎると、かえってお子様のストレスになることがあります。干渉すると反発し、余計に勉強しなくなる可能性もありますので、保護者の方はお子様を目の届く範囲で見守ってあげましょう。かといって放置はせず、困ったときはそっと手を差し伸べるような、適度な距離感を保つことが大切です。

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勉強のやる気が続かない子はどうしたらいい?上手な勉強のモチベーションの維持方法

せっかく芽生えた、勉強のやる気。少しでも長続きしてほしいものです。しかし、何もしなければお子様のやる気もなかなか続きません。少しでもやる気を長続きさせるために試していただきたい、勉強のモチベーションを維持する方法をご紹介します。

勉強する環境を整える

自宅で勉強する子ども

最初にお伝えしたように、勉強する環境が整っていなければ、せっかくでたやる気もまたなくなってしまいます。もしもお子様の机の上が本やプリント類で散らかっている場合は、できる範囲で一緒に片付けてしまいましょう。ごちゃごちゃした環境では、集中力が続きません。学習効果を高めるためにも、整理された机を用意しましょう。

勉強を習慣化する

毎日の勉強を習慣化させるために、無理のない範囲で勉強のスケジュールを立てましょう。

たとえば、帰ってきたら○○時までは勉強の時間に充てる、週に一回は個別指導塾に通って勉強する、といった風に時間を決めてしまうのがおすすめです。

ただし、一方的にスケジュールを立てず、お子様に相談しながら決めるようにしてください。
毎日の勉強がある程度習慣化できれば、多少やる気の波があっても勉強の継続が見込めます。

塾に通うことで、他の生徒から刺激をもらう

塾で勉強する子どもたち

同じ環境でほかの生徒さんと勉強することにより、ライバルを意識して勉強のモチベーションがあがるお子様もいます。競い合うことでやる気が増すタイプのお子様であれば、集団塾や先生1人に生徒2人以上で指導する個別指導塾が向いています。

たまには息抜きも忘れずに

ときにはどうしてもやる気が起きない、という日もお子様にとってはあるでしょう。そんなときは無理をさせずに、お休みするのもよいでしょう。お子様に好きなことをさせて気分転換してもらえば、自然とモチベーションも戻ってくるはずです。

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森塾なら、お子様の勉強のやる気・モチベーションを引き出します

学校の授業が「よくわかる」予習型の授業で、お子様のやる気を引き出します

森塾では、お子様の通っている学校の授業の進み具合に合わせて、その少し先の内容を勉強する「予習型」の授業方式を採用しています。そのため学校の授業が理解しやすくなり、勉強へのモチベーションがアップする生徒がたくさん生まれています。

さらに、予習型の授業方式では、テスト前にテスト範囲を復習する時間がつくれるので、定期テストの点数が上がりやすいこともメリットです。

校舎ごとの成績アップ実績をご紹介しておりますので、ぜひ以下よりご覧ください。

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