法政大学の推薦入試を受験しようと考えているものの、「入試区分が多くてどれを受験すればよいかわからない」「受験資格を満たせているのだろうか」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、法政大学の推薦入試・総合型選抜の種類や受験資格、倍率、具体的な対策など、合格に必要な情報を解説します。
この機会に一通りチェックして準備を整えることで、法政大学に合格する確率を高められるでしょう。
目次
法政大学で実施されている推薦入試・総合型選抜の種類

法政大学が実施している一般入試以外の入試は、「学校推薦型選抜」と「総合型選抜」に分けられます。
学校推薦型は、在籍している高校からの推薦が必要な入試です。総合型は推薦を受ける必要がなく、さまざまな観点で合否を判定されます。
2026年度に実施された推薦入試・総合型選抜の区分は以下のとおりです。
- ・指定校推薦入試
- ・スポーツ推薦入試
- ・商業高校等推薦入試
- ・附属校推薦入学
- ・自己推薦入試
- ・公募推薦入試
- ・英語外部試験利用自己推薦入試
- ・グローバル体験公募推薦
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。なお、情報は以下のページにもとづいています。
参考:入学試験要項|法政大学 総合型選抜・学校推薦型選抜等 入学試験ガイダンス
指定校推薦入試
指定校推薦入試は、法政大学が指定した高校に推薦枠を与える制度で、その高校に在籍している生徒のみが受験できます。法政大学と高校の信頼関係にもとづいた入試であり、受験できれば合格率が非常に高いのが特徴です。
枠の有無や対象学部・学科に関する情報は、一般公開されていません。毎年6月ころに高校に通知されるため、進路指導部に確認してみましょう。
指定校推薦入試を受験するには、高校内で実施される選考に合格する必要があります。成績や授業態度などのさまざまな観点で評価されるため、日頃からの努力が欠かせません。
スポーツ推薦入試
スポーツ推薦入試は優れた競技実績を残していて、入学後もスポーツ活動を継続する意思がある学生向けの入試です。全国大会やブロック大会での実績が求められるため、目指している人は自分が受験資格を満たしているか確認する必要があります。
ただし、スポーツ推薦入試の詳しい情報は一般公開されていません。こちらも高校に対して情報が通知されるため、詳しく知りたいなら進路指導部に確認してみましょう。
商業高校等推薦入試
法政大学が指定する商業高校の生徒を対象とした推薦入試です。この入試区分は、法政大学が指定する商業高校に在籍している人のみが受験できます。
なお、こちらも実施している学部・学科や対象となる具体的な高校については一般公開されていません。具体的な情報は在籍している高校を通じて確認する必要があります。
附属校推薦入学
法政大学の附属校に在籍している生徒のみが受験できる入試区分です。附属校には以下の3校があります。
- ・法政大学中学高等学校
- ・法政大学第二中・高等学校
- ・法政大学国際高等学校
附属校の生徒はほとんどが法政大学に進学するため、本区分で受験することになるでしょう。
自己推薦入試
自己推薦入試は多くの学部で実施されている総合型選抜で、高校の推薦がなくても受験できます。2026年度に実施した学部は以下のとおりです。
- ・文学部
- ・国際文化学部
- ・人間環境学部
- ・現代福祉学部
- ・キャリアデザイン学部
- ・グローバル教養学部
- ・スポーツ健康学部
受験するには一定の成績(評定平均)や留学経験、国際バカロレア資格などが求められます。具体的な条件は学部によって大きく異なるため、事前に入学試験要項を確認しておきましょう。
公募推薦入試
公募推薦入試は受験資格を満たし、在籍している高校の推薦を受けられれば誰でも受験できます。2026年度では以下の学部で実施されました。
- ・理工学部
- ・情報科学部
なお、上記以外にもキャリアデザイン学部では「商業学科等対象公募推薦」という公募推薦を実施しています。こちらもあわせて確認してみてください。
詳しい受験資格は、学科によって異なります。本区分での受験を検討している人は、事前に入学試験要項で具体的な受験資格を確認しておきましょう。
英語外部試験利用自己推薦入試
外部機関が実施している英語試験で、一定成績を収めていることを主な出願条件とする入試区分です。2026年度は法学部の国際政治学科と文学部の英文学科で実施されました。
入試に活用されている外部試験の例を挙げると、以下のとおりです。
- ・英検(実用英語技能検定)
- ・TEAP
- ・IELTS
- ・TOEFL
対象になっている外部試験の種類やスコアの基準は学部・学科によって異なります。入学試験要項で確認し、計画的に受験しましょう。
グローバル体験公募推薦
2026年度は経営学部・キャリアデザイン学部・現代福祉学部で実施された入試方式です。高校在学中に留学した経験がある受験生を対象としていて、異文化体験を通じて得た経験を重視します。
受験するには留学先の成績証明書の原本を提出する必要があるため、早めに準備しておきましょう。
法政大学における推薦入試・総合型選抜の合格率

法政大学の推薦入試の倍率は、入試区分や学部・学科によって異なります。2025年度のデータによると、各入試区分の合格率は以下のとおりです。
- ・指定校推薦・附属校推薦:ほぼ100%
- ・公募推薦入試:3%
- ・自己推薦入試:1%
- ・英語外部試験利用自己推薦入試:4%
- ・グローバル体験公募推薦入試:0%
指定校推薦や附属校推薦はほぼ100%の合格率ですが、その他の入試区分は20%前後のものもあります。
これから法政大学の推薦入試を受験するなら、おおよその合格率を確認しつつ十分な対策を整えることが重要です。
最新の合格率は、法政大学の公式サイトで公開されている入試ガイドから確認してください。
法政大学の推薦入試・総合型選抜に向けてやっておきたい対策

法政大学の推薦入試に合格する可能性を高めるには、日頃から以下の学習に取り組むのがオススメです。
- ・早い時期から定期テスト対策に注力して評定平均を上げる
- ・語学や数学などに関する外部試験を積極的に受験する
- ・発表会やコンテストに参加する
それぞれどのように学習を進めればよいか、何を意識する必要があるかを紹介します。
早い時期から定期テスト対策に注力して評定平均を上げる
入試区分や受験する学部・学科によっては、受験資格として一定の評定平均を求めています。具体的な基準は学部・学科によって異なりますが、3.8以上がひとつの基準です。
ただし、より高い基準を定めているケースもあるため、選択肢を増やすためにも4.2以上を目指して学習することをオススメします。
評定平均は高1から高3前期までの成績が対象です。どこかで大きく低下すると取り戻す難易度が高くなるため、毎日の学習をおろそかにしないようにしましょう。
評定平均に大きく影響するのは、定期テストです。毎回の定期テスト対策を徹底し、できるだけ高い成績を収められるように学習を進める必要があります。
基本的に、苦手教科の補強を忘れないようにしつつ、得意教科で評定5を狙うのがオススメです。
語学や数学などに関する外部試験を積極的に受験する
受験資格として、英検やTOEFLなどの外部試験で一定の成績を収めることを求めている場合があります。
とくに「英語外部試験利用入試」では必須条件となっているため、本区分を検討している人は日頃から勉強して計画的に受験しましょう。
ほかにも、数検や簿記が受験資格として定められている学部もあります。
求められているスコアは、学部・学科によって異なります。事前に入学試験要項を確認して目指すべきスコアをチェックしておきましょう。
発表会やコンテストに参加する
スポーツや研究発表活動、留学などへの参加が高く評価される入試区分もあります。そうでなくても志望理由書のアピール材料になるため、積極的に挑戦するのがオススメです。
とくに理工学部の各学科では、上記が高く評価される傾向があります。機会があれば積極的に参加し、なんらかの賞を受賞したら証明書類を保存しておきましょう。
法政大学の受験を考えている人は森塾で対策しよう!

推薦入試で法政大学への合格を目指すなら、できるだけ早い段階で森塾に通って対策するのがオススメです。森塾には以下のような特徴があります。
- ・学校のテストの得点を上げて評定アップを目指せる
- ・プロの講師による推薦入試対策を受けられる
- ・筆記試験や一般入試の対策もできる
ここでは、それぞれの特徴を詳しく紹介します。
学校のテストの得点を上げて評定アップを目指せる
森塾は「先生1人に生徒2人まで」の個別指導を徹底していて、学校の教科書や進度に完全対応した授業を提供しています。
条件を満たした入塾生に対して定期テストで「1科目+20点」を実現することを保証していて、これによって評定平均を引き上げられるのが特徴です。
早い時期から定期テスト対策に注力して成績を上げれば、受験の選択肢を広げられます。
プロの講師による推薦入試対策を受けられる
推薦入試では、志望理由書や面接を通じて「なぜ法政大学の受験学部・学科に入学したいのか」を明確に伝えることが必要です。ほかにも小論文のような一般入試にはない試験もあります。
森塾ではプロの講師による徹底的な推薦入試対策を実施しているため、上記の対策を万全に整えられるのがメリットです。独学より効率的かつ効果的なため、この機会に森塾を検討してみてください。
筆記試験や一般入試の対策もできる
推薦入試で不合格になった場合のリスクヘッジとして、一般入試に備えることも欠かせません。森塾では推薦入試の準備と並行して、個別カリキュラムによる各教科の学力アップを継続でき、推薦と一般入試対策を両立できます。
一般入試対策では一人ひとりの学力や理解度に応じた授業を提供しているため、効率的に学べるのがメリットです。
法政大学の推薦入試・総合型選抜の受験資格

これから法政大学の推薦入試を受験しようと考えている人は、以下の受験資格があることを覚えておくことが必要です。
- ・受験する学部・学科を第1志望としている
- ・指定された期間の評定平均が一定基準以上である
- ・特定の語学試験で一定水準の成績を収めている
それぞれの受験資格について簡単に見ていきましょう。なお、具体的な受験資格は学部・学科によって差があるため、入学試験要項を確認してみてください。
受験する学部・学科を第1志望としている
指定校推薦や多くの自己推薦入試では、「受験学部・学科を第1志望としていること」が必須条件です。合格した場合は必ず入学することを求めていて、辞退は認められていません。
そのため、専願を求める入試区分で法政大学を受験する場合は、自分が本当に第1志望としているのかを考えてみましょう。
指定された期間の評定平均が一定基準以上である
評定平均値は高1から高3前期までに履修した全科目の成績をもとに算出する成績を示す数値です。具体的な基準は学部や方式で異なりますが、4.2以上を目指すと安心でしょう。
受験資格として定められている評定平均の数値を下回ると受験できないため、日頃から成績を意識して学習する必要があります。なお、評定平均の基準が定められていない入試区分もあります。
特定の語学試験で一定水準の成績を収めている
英検やTOEFL、IELTS、TEAPで一定水準以上の成績を収めていることが出願資格として設定されている入試区分もあります。
「英語外部試験利用入試」が該当し、受験するには所定のスコアを収めたことを証明する書類を提出することが必要です。
語学試験は学習の成果を測定するうえでも効果的なため、高1のときから積極的に受験するとよいでしょう。
法政大学における推薦入試・総合型選抜の基本スケジュール

法政大学の推薦入試や総合型選抜は、2月の一般入試とは異なり、12月頃までには結果が出ます。具体的なスケジュールは以下のとおりです。
- ・6月~7月ころ:入学試験要項の発表
- ・9月~10月ころ:出願受付・書類試験
- ・10月~11月ころ:2次試験の実施
- ・12月ころ:合否発表
高3に進級して2ヶ月ほどすると入学試験要項が発表されるため、そこから本格的な受験対策がスタートします。時間の余裕が少ないため、高3に進級するまでには志望校を明確に決め、基本的な学力をつけておきましょう。
法政大学の推薦入試・総合型選抜で実施される主な試験

法政大学の推薦入試では、複数種類の試験が実施されます。学部・学科によって違いがあるものの、主な試験は以下のとおりです。
- ・書類試験
- ・小論文試験
- ・面接試験
- ・筆記試験
それぞれどのような試験を実施するのか、意識したいポイントが何かを紹介します。
書類試験
法政大学の推薦入試では、提出書類の内容をチェックして2次選考に進む受験生を決める書類試験が行われます。
出願した区分の受験資格があるか判断するだけでなく、志望理由書を通じて「なぜ法政大学に入学したいのか」「入学後に具体的に何を学びどう成長したいのか」を見極めるのが主な目的です。
大学が掲げているアドミッションポリシーと、受験生の経験・目標が合致しているかを重視します。
書類試験に通過するためにも、必要な書類をもれなく提出して、志望理由書のクオリティを高めることを意識しましょう。
小論文試験
小論文試験では志望学部の専門分野に対する基礎知識や関心の深さ、与えられた情報を読み解き自分の意見を論理的に構成するスキルが試されます。
この試験は、大学での学びに必要なアカデミック・スキル(読解力・文章力・思考力)をもっているかを判断するのが目的です。
試験問題は課題文を読んで要約し意見を述べる「課題文型」や、グラフや表を読み取って論じる「資料型」が出題される傾向です。なお、テーマは学部により異なります。
たとえば人間環境学部では、「畜産と環境保護」に関する問題が出題されたことがあります。基本的に、入学後に学ぶ内容に関連する問題が出される傾向です。
小論文対策としては、過去問を時間を計って解きつつ、第三者に添削してもらってブラッシュアップするのがオススメです。
面接試験
面接試験は、志望理由書や自己推薦書の内容を深掘りし、受験生の「熱意」と「人間性」を直接確認する場です。書類だけでは見えないコミュニケーションスキルや主体性、「法政大学で学びたい」という意欲が問われます。
よく聞かれる質問の例を挙げると以下のとおりです。
- ・志望理由を詳しく教えてください
- ・高校時代にもっとも力を入れた活動とその成果を教えてください
- ・最近気になったニュースはありますか?
- ・入学後の学習計画や将来の夢はどのようなものですか?
志望理由書に書いた内容と発言に矛盾が生じないよう、自分の考えを整理しておきましょう。質問に対して結論から話すことを意識することが大切です。
また、想定外の質問にも慌てず誠実に答えられる柔軟性を身につけられるように、練習を重ねることが必要です。
筆記試験
推薦入試や総合型入試では、通常は小論文や面接を中心にした試験を実施します。しかし、学部・学科によっては筆記試験を実施することがあります。
もし、受験する学部・学科で筆記試験を実施するのであれば、きちんと勉強して基本的な学力をつけておくようにしましょう。筆記試験の有無は入学試験要項で確認できます。
法政大学の推薦入試を受けるときによくある質問

最後に、法政大学の推薦入試を受ける人が抱きがちな質問とその答えを紹介します。ここで紹介する質問は以下のとおりです。
- ・学部によって入試形態は異なりますか?
- ・併願は可能ですか?
- ・外部試験の成績は合否判定に使用されますか?
学部によって入試形態は異なりますか?
法政大学の推薦入試は、学部・学科によって入試形態や選考内容が大きく異なります。受験資格や実施する試験の種類なども、学部・学科によって異なります。
受験する人は入学試験要項で「自分が受験する学部の入試制度はどうなっているか」を確認しましょう。
併願は可能ですか?
併願できるかどうかは、受験区分によって異なります。指定校推薦や多くの自己推薦入試(総合型選抜)は「専願」が出願条件で、ほかの大学や学部・学科との併願は認められていません。
また、併願可能な入試区分であっても、試験日が同日であればどちらか一方の試験しか受験できません。そのため、入試の日程を忘れずに確認しておきましょう。
外部試験の成績は合否判定に使用されますか?
GIS(グローバル教養学部)を受験する場合、外部試験の成績が合否判定に影響します。それ以外の学部・学科を受験する場合は、受験資格の有無を判定する目的のみに使用されます。
まとめ:法政大学を受験するなら総合的な対策に取り組もう!

法政大学の推薦入試には指定校推薦・自己推薦・公募推薦・スポーツ推薦など複数の方式があり、それぞれ出願要件や倍率が異なります。自分の状況や受験する学部・学科に応じた入試区分を選ぶことが重要です。
推薦入試を目指すなら、早期から定期テスト対策を万全にして評定を上げ、外部試験や課外活動に取り組むことも重要です。
独学で対策するのは難しい部分もあるため、この機会に森塾に通うことを検討してみてください。森塾では「先生1人に生徒2人まで」を徹底していて、一人ひとりの学力や志望大学のレベル、目指す受験区分に応じた指導を実施しています。

