明治大学を第1志望としていて推薦入試の受験を考えているものの、種類が多くどの区分で受験すればよいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?明治大学の推薦入試は、受験区分ごとに倍率や受験資格が異なるため、混乱しがちです。
そこでこの記事では、明治大学が実施している推薦入試・総合型選抜について詳しく解説します。受験資格や試験内容、やっておきたい対策まで、合格に必要な情報をチェックしていきましょう。
各受験方法の特徴を詳しく知っておくことで、自分に合った受験方法を選びやすくなります。
目次
明治大学における推薦型・総合型選抜の種類

明治大学の推薦系入試には主に以下の11種類があり、それぞれ対象者や出願条件が大きく異なります。
- ・指定校推薦入学試験
- ・自己推薦特別入学試験
- ・公募制特別入学試験
- ・地域農業振興特別入学試験
- ・グローバル型特別入学試験
- ・海外就学者特別入学試験
- ・社会人特別入学試験
- ・イングリッシュ・トラック入学試験
- ・スポーツ特別入学試験
- ・外国人留学生入学試験
- ・UNHCR難民高等教育プログラム特別入学試験
対象者や受験資格がそれぞれ異なるため、ここで一通りチェックして自分が受験できる区分がどれか正しく理解することが大切です。
指定校推薦入学試験
指定校推薦入学試験は、明治大学が指定した高校に在籍していて、在籍高校の学校長から推薦を受けられる生徒のみが出願できる推薦入試です。募集学部や人数、受験資格などは高校ごとに異なり、一般には公開されていません。
受験するには一定の評定平均が求められるケースが多く、高1~高3前期の成績で判断されることが一般的です。合格率が極めて高い一方で、高校の推薦を得るための競争が激しく、高1・高2の段階から評定平均を確実に積み上げておくことが不可欠です。
指定校推薦を受験できるか気になる人は、在籍している高校の先生に明治大学の推薦枠があるか確認しましょう。
自己推薦特別入学試験
自己推薦特別入学試験は、明治大学を第1志望としていて、評定平均が一定水準に達している人であれば受験できるのが特徴です。在籍している高校の学校長からの推薦を受ける必要がなく、多くの人に門戸が開かれています。
通っている高校に指定校推薦枠がないものの、推薦入試で明治大学を受験したいと考えている人にとって本命となる入試区分です。
2026年度は、文学部・理工学部・農学部・国際日本学部・総合数理学部で実施されました。
公募制特別入学試験
公募制特別入学試験は、2026年度は商学部のみで実施され、共通テスト利用型と商業高校対象型の2パターンがあります。商業高校対象型は受験できる学校が限られるため、多くの受験生は共通テスト利用型を受験することになるでしょう。
共通テストの総合得点で合否を判定するため、十分な学力が求められます。受験教科は国語と英語が必須です。ほかに地理・歴史・数学などから1教科を選択し、合計3教科を受験します。
地域農業振興特別入学試験
地域農業振興特別入学試験は、将来地域農業振興を担う意志をもつ受験生向けの特別入試です。2026年度は、農学部の食料環境政策学科のみで実施されました。この入試では志望理由書に加えて、「私の地域農業振興プラン」という800文字~1,200文字程度の課題レポートが課されます。
農業に関する課題を自ら発見し、その解決策を具体的に提案する力が求められる入試です。そのため、単なる農業に興味があるレベルではなく、自ら課題を発見して解決策を考えるスキルや農業に携わった経験が不可欠です。
グローバル型特別入学試験
グローバル型特別入学試験は、高度な外国語検定スコアを必須とする国際志向の総合型選抜です。2026年度は、政治経済学部で実施されました。出願条件として英語・ドイツ語・フランス語・中国語いずれかの外部試験で、一定の成績を収めていることが求められます。
試験は総合試験と口頭試問が行われ、いずれも日本語による試験です。総合試験と口頭試問の試験結果を総合し、合否を判定します。
海外就学者特別入学試験
海外就学者特別入学試験は、中学から高校期間を海外で過ごした帰国生向けの入試であり、国内の一般的な高校に通っている受験生は対象外です。
保護者の海外赴任に伴い現地校やインターナショナルスクールで学んだ生徒や、海外の高校を卒業見込みまたは卒業済みの生徒が対象となります。
社会人特別入学試験
社会人特別入学試験は、30歳以上の社会人経験者を対象とした入試です。企業勤務後に専門知識を深めるために大学で学び直したい社会人や、資格取得やキャリアチェンジを目指す30代以上の受験者を対象にしています。
イングリッシュ・トラック入学試験
イングリッシュ・トラック入学試験は、英語のみで学位取得を目指す、主に外国人留学生や帰国生を想定したプログラムの入試です。
授業が英語で行われるため、日本語での通常の大学生活を希望する受験生は対象外となります。出願条件として高度な英語力が求められ、TOEFL iBT 90点以上、IELTS 6.5以上といった高い基準を満たさなければなりません。
スポーツ特別入学試験
スポーツ特別入学試験は全国レベル以上の競技実績を残した高校生アスリート向けの入試であり、学業成績よりも競技能力と今後の活躍可能性が重視されます。受験するには、全国大会出場レベルまたはそれに準ずる実績が必要です。
高校の学校長と明治大学の該当する運動部の部長からの推薦があり、入学後に該当する競技で活躍する意志があることが求められます。
外国人留学生入学試験
外国人留学生入学試験は日本国籍をもたない留学生を対象とした入試であり、日本国籍を有する高校生は対象外です。出願条件として日本語能力試験(JLPT)のスコアが一定以上であることや、日本留学試験(EJU)の受験などが求められます。
UNHCR難民高等教育プログラム特別入学試験
UNHCR難民高等教育プログラム特別入学試験は、国連難民高等弁務官事務所であるUNHCRが認定する難民を対象とした、極めて特殊な入試制度です。
一般的な高校生にとって、この入試は対象外のため、選択肢から除外して問題ありません。
明治大学の推薦入試の合格率

明治大学には、推薦と名がつく入試制度が以下の3つ存在しています。(2026年1月時点)
- 指定校推薦入学試験
- 自己推薦特別入学試験
- 公募制特別入学試験
指定校推薦は、非常に高い合格率であることが特徴です。そのため、高校の校内選考を突破できれば、ほとんどのケースで合格できるでしょう。
自己推薦特別入試は、学部・学科により合格率が大きく異なります。1人も合格していない学科もあれば、合格率が8割近い学科もあります。
公募制特別入学試験は、6~8割ほどの合格率です。
一般入試の倍率が2倍ほどであるため、推薦入試の方が合格率が高いといえるでしょう。
明治大学の推薦入試に合格するためにやっておきたいこと

明治大学の推薦入試を受験する人は、以下に挙げる内容に取り組むことが欠かせません。いずれも合否を大きく左右する要素です。
- 自己推薦書・入学志願票をきちんと書き上げる
- 小論文・面接対策を万全に整える
- 選考課題がある場合はきちんと取り組む
これらの準備を計画的に進めることで、推薦入試で合格する可能性を最大化できます。
自己推薦書・入学志願票をきちんと書き上げる
自己推薦書は明治大学の推薦入試における出願書類のひとつで、書類試験でとくに重視されます。書類選考で不合格になれば、2次選考に進めません。
合格する志望理由書を書くには、以下の4ブロック構成を意識するとよいでしょう。
- 第1ブロック:明治大学を第1志望とする理由を具体的に示す
- 第2ブロック:過去の活動実績を挙げつつ自身の適性を示す
- 第3ブロック:入学後に学びたいテーマを具体的に示す
- 第4ブロック:学んだことを将来どのように活かすのか示す
小論文・面接対策を万全に整える
明治大学の推薦入試における2次選考では、学部ごとに異なる試験形式が採用されています。たとえば、文学部や国際日本学部では標準的な小論文と面接が課され、理工学部の一部の学科では学力試験や口頭試問が課されます。
高3の7月頃になったら志望学部の2次試験の形式を正確に把握して過去問を入手し、対策を整えましょう。小論文は週1回から2回書いて添削を受け、面接は想定質問に対する回答を準備して模擬面接を繰り返すことをおめします。
面接試験と口頭試問を同時に実施する学部では、入学後に学ぶ分野の基礎知識を復習して想定される問題に答えられるようにしておきましょう。
選考課題がある場合はきちんと取り組む
明治大学の一部の推薦入試では、志望理由書とは別に学部独自の選考課題が課されるケースがあります。たとえば、地域農業振興特別入学試験では「私の地域農業振興プラン」という1,000字程度の課題レポートが必須です。
これには自分が住む地域の農業の現状を調査し、具体的な課題を特定してその解決策を提案することが求められます。
選考課題の内容は、高3の5月から6月にかけて公開される募集要項に掲載されます。公開されたらすぐにチェックして内容を把握し、早めに対策を開始することが重要です。
明治大学の推薦入試を目指す人が普段から取り組みたいこと

明治大学の推薦入試を目指す高校生が、高1・高2の段階から日常的に取り組むべき準備について紹介します。推薦入試の準備は高3になってから着手するものではなく、普段からの積み重ねが合否を左右します。主に以下の2つの取り組みが重要です。
- 日頃から学習に取り組んで十分な成績を収める
- 外部試験を積極的に受験する
これらの準備を高校生活の早い段階から計画的に進めることで、高3になったときに出願資格を満たしているかという不安から解放され、志望理由書や小論文の対策に集中できます。
日頃から学習に取り組んで十分な成績を収める
明治大学の推薦入試を受験するには、一定の評定平均が求められます。求められる評定平均は学部ごとに異なり、3.5から4.3程度が基本です。
基準となる評定平均は募集要項に掲載されるため、確認しておきましょう。
評定平均は高1から高3前期までに履修した全教科の成績を平均したものであるため、日頃からきちんと学習して高い成績を収める必要があります。将来の選択肢を増やすためにも、評定平均4.3以上を目指すとよいでしょう。
外部試験を積極的に受験する
英検・TOEIC・TOEFL・IELTSなどの外国語検定試験や数学検定、簿記検定といった外部試験で一定のスコアを収めることが求められている学部もあります。
必須条件としていない学部でも、加点要素やアピール材料として機能する場合もあるため、計画的に受験するのがオススメです。外部試験は高1の段階から計画的に受験し、高3の出願時期までに目標スコアの取得を目指しましょう。
明治大学を目指すなら森塾で対策しよう!

これから明治大学の推薦入試を受験しようと考えているなら、森塾に通って対策するのがオススメです。
- 1科目+20点の成績保証制度で成績アップを目指せる
- 定期テスト・推薦入試対策のカリキュラムが豊富で内申点アップを目指せる
- 学力試験の対策や一般受験への切り替えにも対応できる
森塾には上記のようなメリットがあります。以下でそれぞれのメリットを簡単にチェックしていきましょう。
1科目+20点の成績保証制度で成績アップを目指せる
森塾では志望理由書の作成指導や小論文対策、面接練習といった推薦入試対策も実施しています。小論文の対策や面接の練習は家庭では取り組みにくい部分であるため、塾でプロの指導を受けられるのは大きなメリットといえるでしょう。
合格する可能性を少しでも高めるため、森塾に通って十分な推薦入試対策を受けることをオススメします。
推薦入試対策のカリキュラムに対応
森塾では志望理由書の作成指導や小論文対策、面接練習といった推薦入試対策も実施しています。小論文の対策や面接の練習は家庭では取り組みにくい部分であるため、塾でプロの指導を受けられるのは大きなメリットといえるでしょう。
合格する可能性を少しでも高めるため、森塾に通って十分な推薦入試対策を受けることをオススメします。
学力試験の対策や一般受験への切り替えにも対応
推薦入試の合格率は100%ではないため、不合格になった場合の対策も欠かせません。森塾では一般受験対策の指導も実施しており、万が一不合格になった場合は、すぐ一般入試に切り替えられます。
もちろん、推薦入試に学力試験が含まれる場合の対策としても有効です。理解できるまで徹底的に教えてもらえるため、早めに森塾に通って受験対策をスタートしましょう。
明治大学で推薦入試を実施している学部

明治大学では、学部ごとに実施される推薦入試の種類が異なります。2026年度の実施状況をもとに、各学部が実施している推薦入試をまとめると以下のとおりです。
|
推薦入試の種類 |
実施している学部 |
|
指定校推薦入学試験 |
● 全学部 |
|
自己推薦特別入学試験 |
● 文学部 ● 理工学部 ● 農学部 ● 国際日本学部 ● 総合数理学部 |
|
公募制特別入学試験 |
● 商学部 |
|
地域農業振興特別入学試験 |
● 農学部(食料環境政策学科のみ) |
|
グローバル型特別入学試験 |
● 政治経済学部 |
|
海外就学者特別入学試験 |
● 法学部 |
|
社会人特別入学試験 |
● 文学部 |
|
イングリッシュ・トラック入学試験 |
● 国際日本学部 |
|
スポーツ特別入学試験 |
● 全学部 |
|
外国人留学生入学試験 |
● 全学部 |
|
UNHCR難民高等教育プログラム特別入学試験 |
● 全学部 |
まずは自分が受験する学部でどの推薦入試を受験できるのかチェックしましょう。そのうえで受験要項をチェックし、対策を整えることが重要です。
推薦入試の受験資格

明治大学の推薦入試における受験資格は、学部や方式ごとに多少の違いがあるものの、おおむね以下の条件を満たすことが求められます。
- 評定平均が基準以上であること
- 外部試験・検定で一定以上のスコアを収めていること
- 特定の活動で所定の成果を収めていること
- 明治大学を第1志望とすること
いずれも短期で条件を満たすのは難しいため、推薦入試を検討しているなら高1のときから成績や外部試験の成績を意識する必要があります。
明治大学の推薦入試でプラス評価になる要素
明治大学の推薦入試において、受験資格を満たした上でさらにプラス評価を得られる要素について紹介します。主に以下の2つの要素が重要です。
- 外国語関連の外部試験の成績
- 研究発表会や創作の受賞歴
それぞれどのようなポイントが評価されるのかチェックしていきましょう。
外国語関連の外部試験の成績
受験資格として定めていない学部・学科であっても、英検・TOEIC・TOEFL・IELTSなどの外国語検定試験のスコアが加点要素になることがあります。
さらに、これらの試験は日頃の学習の目標としても効果的なため、積極的に受験するのがオススメです。たとえば、英検であれば受験までに準1級~2級程度に合格することを目指すとよいでしょう。
研究発表会や創作の受賞歴
学外のコンテストや研究発表会での入賞や発表経験は、受験生の専門性・探究心・創造性などを示す強力なアピール材料です。
たとえば、農学部では国際科学技術コンテストや発表会で優秀な成績を収めた受験生が高く評価されます。高校在学中にコンクールや発表会、コンテストなどに参加する機会があるなら、積極的に取り組むのがオススメです。
推薦入試のスケジュールおよび試験内容

明治大学の推薦入試は学部や方式により出願時期や試験日程が異なりますが、おおむね以下の流れで進行します。
- 6月頃:受験要項の発表
- 9月~10月:出願・1次試験(書類試験)
- 10月~11月:2次試験(小論文・面接・口頭試問・学力試験)
- 11月:合格発表
6月に要項が発表されてから9月の出願までにある程度の時間があるため、この期間を活用して準備を整えましょう。夏休み明けまでに志望理由書を含めた出願書類を完成させておくことが重要です。
明治大学を受験する際によくある質問

明治大学の推薦入試を検討している人からよく寄せられる質問について紹介します。ここで取り上げるのは以下の3つです。
- 過去問やサンプル問題は公開されていますか?
- 推薦入試で不合格になった場合、一般入試を受験できますか?
- 面接対策はどのようにすると効果的ですか?
過去問やサンプル問題は公開されていますか?
明治大学の推薦入試における過去問やサンプル問題の公開状況は学部や入試方式によって異なります。過去の小論文のテーマが公開されている学部もありますが、すべての学部で公開されているわけではありません。
まずは明治大学の公式サイトを確認し、自分が受験する学部の過去問が公開されているかチェックしてみましょう。
推薦入試で不合格になった場合、一般入試を受験できますか?
明治大学の推薦入試で不合格になった場合、一般入試を受験できます。推薦入試と一般入試は完全に別の入試制度であり、推薦入試で不合格になったことが一般入試の合否判定に影響することは一切ありません。
面接対策はどのようにすると効果的ですか?
面接試験で想定される質問に対して、自分の言葉で自然に語れるレベルまで回答を準備することが大切です。想定質問リストを10問から20問程度用意し、それぞれに対する回答を準備しましょう。
その後、友達や保護者、学校・塾の先生との模擬面接を週1回から2回繰り返し、自然に話せるレベルまで練習すると効果的です。
まとめ:明治大学の推薦入試対策は塾で万全に

明治大学の推薦入試には指定校推薦・自己推薦・公募制など多様な選抜方式があり、それぞれ受験資格や倍率が異なります。合格には志望理由書や自己推薦書、小論文、面接などの総合的な準備が欠かせません。
また、受験資格を満たすために日頃からの成績維持や外部試験の受験などの準備も必要です。
明治大学の受験を考えている人は、ぜひこの機会に森塾への入塾を検討してみてください。森塾は先取り学習に注力していて一定の条件を満たした場合に1科目+20点アップの成績保証制度もあるため、評定平均アップに効果的です。

